レンズの話
どうも、写真家になりたい小池です。
今回はレンズについて書きたいと思います。
一眼レフカメラとコンデジとの最も大きな違いは、レンズ交換ができることです。
カメラはレンズが命という言葉がある通り、
どれだけいいカメラを持っていても、被写体に適したレンズを持っていなければ宝の持ち腐れです。
カメラを手段とするならば、レンズは道具です。
道具には様々な種類があって、それぞれに使用目的は異なります。
木を切るためにはノコギリを、釘を打つためにはカナヅチを使います。
誰も木を切るためにカナヅチは用いません。
カメラもそれと同じです。
その被写体に最も適したレンズを用い、それを使いこなして初めて、最高のパフォーマンスを写真に返してくれます。
では、レンズにはどのような種類があるのでしょうか。
レンズの種類
カメラの交換用レンズは大きく以下の6つがあります。
それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
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特徴
映える被写体
標準ズームレンズ
24-70mm,
24-120mmなど
自然な距離感で、最も色々な場面で使えるレンズ。
風景から人物、物撮りまで幅広く使える
広角ズームレンズ
14-24mm,
17-35mmなど
画角が広く、角度によって遠近感がデフォルメされ、臨場感のある写真になる。
遠近感のある風景、星景写真など
望遠ズームレンズ
70-200mm,
200-500mmなど
遠くにあるものを引き寄せて撮ることができる。圧縮効果が強い。
野鳥や動物、広大な風景の表現
単焦点レンズ
様々
ズームができないが、高い描写性と美しいボケが特徴。
様々
60mm,
105mmなど
被写体をクローズアップして撮ることができる。独特の世界観を表現できる。
花や水滴など、非常に小さい被写体
魚眼レンズ
16mm,
8-15mmなど
魚眼効果で非常に歪んだ写真を撮ることができる。遠近感のデフォルメが強い。
森の木々や水平線など、一味変わる
一番使いやすいのはどのレンズ?
さて、レンズにもいろんな種類、いろんな用途があることがわかりました。
その場の状況に合わせてレンズを交換することは一眼レフの醍醐味です。
しかし、状況は刻一刻と変わりゆくもの、適切なレンズ選びやレンズ交換にかかる手間はなるべく抑えたいところ。
そこでまずオススメなのは、標準ズームレンズ。
時にはズームし時には引いて様々な画角で撮影ができるので、風景の全体像を捉えるために非常に有用なレンズです。初めての撮影場所では、間違いなくこのレンズを使っています。
次点で単焦点レンズ。
レンズによって画角は固定されているためズームはできませんが、高い描写性能と美しいボケが特徴となるレンズです。
2本目のレンズとして購入するなら画角は35mmのものが良いです。
身近な風景の切り取りに長けていて、構図力の訓練にもなります。
画角の広い20mmや14mmのものは夜景や星景写真の撮影にもピッタリで、あなたをズブズブとレンズ沼の世界へ誘ってくれることでしょう。
単焦点レンズは画角が固定な分、その種類が多く、Nikkorでは14mmから800mmまで約30本ほどのレンズが発売されています。
ちなみに800mmだとその価格は230万します。こえー
ここから先は、またその都度書いていこうと思います。
単焦点とかなんなん?
高倍率ズームレンズがあれば一本で事足りるやん?とか思う方がいらっしゃいましたら、是非今のうちにコンデジの世界へお戻りください!
それがあなたの財布のため、生活のためです!
わざわざ自ら沼に入る必要はない。死ぬぞ!
それではまた