キタキツネに関する考察①
どうも、写真家になりたい小池です。
今は厳冬期の北海道は美瑛町でなんとか生きています。
僕がこの冬に撮りたい写真のテーマの一つに、キタキツネがあります。
キタキツネの写真家といえば、竹田津実さんや井上浩輝さんが思い浮かびます。
竹田津実さんといえば、「キタキツネ物語」や2006年に公開された映画「子ぎつねヘレン」の原作者としても有名で、
井上浩輝さんといえば、雑誌ナショナルジオグラフィックの「トラベルフォトグラファーオブザイヤー2016ネイチャー部門」の一位を日本人として初めて受賞されています。
キタキツネの写真を撮る上で、今もっとも勉強になるのはこのお二人だと思います。
竹田津実さんは
「人の近くで生きる身近な存在としてのキタキツネ」を
「家族愛」を中心として、
井上浩輝さんは
「美しい自然の中で個として生きるキタキツネ」を
「生命力」を中心として撮っておられるように思います。
それは長らくキタキツネを追い続けてきたからこそ得られたテーマだと思います。
だから今の僕にできることは、「数を稼ぐ」ことです。
このカテゴリーではキタキツネに関する考察として、日々狐を探し回りながら分かったことや、調べていて考えついたことを書き残しておこうと思います。
今回は1回目ということでキタキツネについての基本的なお勉強。
種としてはアカギツネの亜種とされ、
本州・四国・九州に生息するホンドギツネよりも全体的にやや大きく、
耳の裏と四肢の足首の部分が黒いのが特徴。
生態
・ネズミやエゾユキウサギ、鳥類、昆虫などが主で、木の実も食べる。
・土手や林などの傾斜面に横穴を掘り巣穴とする。
・冬季はつがいで生活する。
・春先に出産し、秋にかけて雌が子育てをする。
・基本的に夜行性であるが場合によっては日中に活動する。
・環境の変化に非常に敏感。
今のところ僕が分かっているのはこのくらい。
これぞ!と言える一枚を撮るためにも、今後も追い続けようと思います。
それではまた次回!