写真家になる前に死んでしまうかもしれない。

写真家になりたい僕が今日も生きていることを確認するブログです

蜂の宿に帰ってきました。

どうも。写真家になりたい小池です。

先日、蜂の宿へと戻ってまいりました。

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蜂の宿とは北海道美瑛町にある北海道三大ライダーハウスにも数えられる旅人宿です。

hatinoyado.hatenablog.jp

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ライダーハウスというくらいですから、基本的にはバイクが走れる期間しかオープンしていません。

が、冬の美瑛を撮りたかった僕は冬期も居させてもらうことにしました。

とは言え冬の北海道をライダーハウスで生き抜くことは可能なのでしょうか、

 

マスターいわく、生活には全く問題ないけれど、冬季は夏場とは違ってできないことがある とのことでした 

  1. 水道管が凍ってしまうので水道の常時使用はできない
    生活用水はまとめて溜めておき、その都度水抜きをすればOK

  2. 水が凍ってしまうので洗濯機は使いっぱにできない
    →ホースから息を吹き込んで水抜きをし不凍液をぶっかければOK

  3. 水道が凍ってしまうのでトイレが使用できない
    →小さい方はその辺で。大きいものは、公衆トイレですればOK

やはり北海道。全ては寒さからくる水問題でした。

しかしどれも解決法はあることだし、大した問題ではないだろうと思っていました。

そして蜂宿に帰ってきました。

 

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 室内に置いていた水が凍っていました。

と言うか、醤油以外の液体という液体が凍りついていました。

なんということでしょうか。

これでは水を飲むことができません。

喉が渇いて醤油を飲んでいたら死んでしまいます。

 

急いでホームセンターに行き、コック付きのポリタンクを二つ購入

そして片道25キロほど走った場所にある大雪旭岳源水公園と言う湧水スポットで水を汲んできました。

大雪山連邦」の最高峰「旭岳」の雪融け水

『大雪旭岳源水』は、大雪山の自然が創りあげた銘水として知られ、良質で美味しい地下水に恵まれた東川町の中でも最上級の水です。ミネラルが豊富にバランスよく含まれ、水温も約6~7度と通年を通して一定で、日々こんこんと湧き出ています。

town.higashikawa.hokkaido.jp

 

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真冬でもドバドバと水が湧き出ていました。

協力金100円を入れ、水を汲みます。

写真の町でもある東川町*は北海道でも唯一の上水道がない町だそう。

*世界にも類のない「写真の町」宣言から30年、

「写真写りの良い町づくり」を進めてきた東川町は

 2014年、新たに「写真文化首都」を宣言し、写真文化の中心地として、

 国際写真フェスティバルや写真甲子園をはじめに、

「世界中の写真、人々、そして笑顔に溢れる町づくり」に取組んでいる。
town.higashikawa.hokkaido.jp

 

そんな写真の町の上水道の代わりを支えている湧水を、

写真家になりたい僕が上下水道のない冬の蜂宿で使う。

 

 二つのピースがガッチリと繋がった瞬間でした。

というわけで、帰ってきました北海道。

いよいよ写真生活が始まります。

それではまた。